上﨟女房(読み)ジョウロウニョウボウ

デジタル大辞泉 「上﨟女房」の意味・読み・例文・類語

じょうろう‐にょうぼう〔ジヤウラフニヨウバウ〕【上×﨟女房】

身分の高い女官。御匣殿みくしげどの尚侍ないしのかみ、二位・三位典侍ないしのすけ、また、大臣の娘または孫娘禁色きんじきを許された女房など。

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精選版 日本国語大辞典 「上﨟女房」の意味・読み・例文・類語

じょうろう‐にょうぼうジャウラフニョウバウ【上臈女房】

  1. 〘 名詞 〙 身分の高い女官。御匣殿(みくしげどの)、尚侍(ないしのかみ)、二位三位の典侍(ないしのすけ)禁色(きんじき)をゆるされた大臣の娘または孫などをさす。上臈。〔満佐須計装束抄(1184)〕
    1. [初出の実例]「兵庫助貞持が女房は、此の四五日前に、京より迎へたりける上臈(ラウ)女房にてぞ有りける」(出典太平記(14C後)一一)

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