下久具村(読み)しもくぐむら

日本歴史地名大系 「下久具村」の解説

下久具村
しもくぐむら

[現在地名]度会町下久具

宮川と支流一之瀬いちのせ川との合流地点、宮川へ突出する崖上にある。集落東西に通じる滝原たきはら道に沿う。東は川口かわぐち村、西は山川やまご丘陵で上久具村。北は宮川。南の山地小川三郷おがわさんごうの境界となる。「神鳳鈔」の「久具御厨」の故地とされる。康永三年(一三四四)の法楽寺文書紛失記(京都市田中忠三郎氏蔵文書)によれば法楽ほうらく寺末寺の荘厳寺領である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む