下伏間江村(読み)しもふすまえむら

日本歴史地名大系 「下伏間江村」の解説

下伏間江村
しもふすまえむら

[現在地名]高岡市下伏間江・問屋町とんやまち

庄川左岸、上伏間江村の北方に位置。弘安の役の後、伏間江保の地頭職給付が行われた(「山田忠継書状」鹿児島県史料旧記雑録前編)。伏間江保には上保と下保があり、下保が当村に比定される。その後庄川の洪水により広上ひろかみ村が分村したとき、上伏間江村・西広上村・赤祖父あかそふ村、東広上村(大門町)とともに村立てしたと伝える(越中二塚史)正保郷帳では高六二一石余、田方四〇町四反余・畑方一町、新田高二九九石余。明暦二年(一六五六)の草高八二八石(村御印留)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高八二八石・免三ツ七歩、新田高(寛文四年)五石、小物成は鱒役一二匁(三箇国高物成帳)。川崩れにより元禄一一年(一六九八)一二八石、享保四年(一七一九)一四六石が検地引高となったが、同八年六六石余の新開、延享四年(一七四七)清次開として一〇二石の新開が行われた(「高免等書上帳」折橋家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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