日本歴史地名大系 「下公田村」の解説 下公田村しもくでんむら 群馬県:前橋市下公田村[現在地名]前橋市公田町(くでんまち)北は茂右衛門分(もえもんぶん)村、東は矢島(やじま)村、南は横手(よこて)村、西は利根川である。寛文郷帳では公田村に含まれており、元禄郷帳に「公田村分れ」として高四六六石八斗余とあり、下公田・公田・茂右衛門分各村の元禄郷帳の高を合せるとほぼ寛文郷帳の高となる。元禄二年(一六八九)の田二二町余・畑一四町四反余(「検地帳」前橋市役所蔵)。寛延二年(一七四九)の村明細帳(公田町有文書)によれば、高五〇五石七斗余、田方二二町余・畑方一九町四反余、家数五二、人数男一一三・女一二一、馬一一。田畑合計一町九反余が水害のため無年貢地となっている。薪・秣は赤城山麓小坂子(こざかし)村で採り、養蚕をし、糸・繭を前橋町で売っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by