下南畑村(読み)しもなんばたむら

日本歴史地名大系 「下南畑村」の解説

下南畑村
しもなんばたむら

[現在地名]富士見市下南畑

上南畑村南東、南東流する荒川新河岸川に挟まれた沖積地にある。東の南畑新田と村境が錯雑する。南は水子みずこ村と宗岡むねおか(現志木市)中世には上南畑村・南畑新田とともに難波田なんばたを構成、近世初期までに分村したとみられる。江戸初期から川越藩領となったらしく、寛永八年(一六三一)、慶安元年(一六四八)検地が施行され、同年反別二三九町七反余となったという(南畑村之沿革史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android