下吉江村(読み)しもよしえむら

日本歴史地名大系 「下吉江村」の解説

下吉江村
しもよしえむら

[現在地名]福野町下吉江

大井おおい川左岸に位置し、対岸田尻たじり村、北はうめしま村。村名の由来は中世石黒いしぐろ吉江郷の下手に位置したことにちなむという。元和五年(一六一九)の家高新帳では役家数一五。正保郷帳では高六九三石余、田方四四町七反余・畑方一町五反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印(下吉江区有文書)では草高六六九石、免五ツ七歩、小物成は山役四二匁・鮎川役五匁。天和三年(一六八三)の検地引高一五八石余などにより天保一〇年(一八三九)の高五八一石余(「高物成帳」菊池家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android