下名生村(読み)しものみようむら

日本歴史地名大系 「下名生村」の解説

下名生村
しものみようむら

[現在地名]柴田町下名生

中名生村の東にあり、東辺の郡境を北流する阿武隈川に、北辺を東流する白石しろいし川が合流。阿武隈川左岸沿いに梁川やながわ道が通り、北は白幡しらはた渡で白石川を越え、入間野いりまの村へ通じる。同道の字清水屋敷しみずやしきで東へ向かう道が分れ、鳩原はとばら渡で阿武隈川を越え、伊具いぐ郡鳩原村(現角田市)へ入り亘理わたり荒浜あらはま(現亘理町)へ通じた。南は伊具郡小坂おさか(現角田市)。天文七年(一五三八)の段銭古帳に「十一貫文 下ミやう」とみえる。正保郷帳では旱損と注され、田九貫六八三文・畑一一貫五二二文、ほかに新田一貫二四一文。「仙台藩家臣録」によれば、寛永一九年(一六四二)仙台藩士入江左太夫は当村など四ヵ村の野谷地開発を申請、正保二年(一六四五)には検地を受け、五貫文余の新田を拝領している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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