日本歴史地名大系 「下向町」の解説 下向町しもむかいまち 岐阜県:高山市高山町下向町[現在地名]高山市本町(ほんまち)宮(みや)川左岸の鍛冶(かじ)橋から北の弥生(やよい)橋までに位置する。三之町(さんのまち)村に含まれ、南は中向町、東は宮川を挟んで三之町、北は七日町(なぬかまち)村。元禄七年(一六九四)の検地によれば屋敷七反余・分米六石余、屋敷持五二・家数五四(同八年「三之町村屋舗検地帳」高山市立郷土館蔵)。金森氏時代には侍屋敷が多かったが、幕府領になって以後は商人・職人・日雇稼の者が住んだ(飛騨国中案内)。元禄一一年町内のろくという女が放火の罪で火刑に処せられた(紙魚のやどり)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by