下山梨村(読み)しもやまなしむら

日本歴史地名大系 「下山梨村」の解説

下山梨村
しもやまなしむら

[現在地名]袋井市下山梨

周知すち郡に所属。宇刈うがり川が谷間から平地に出た地の右岸域にある。南は平宇ひらう村。中世は山梨郷のうち。当村西方を南流する太田おおた川は古くは山梨郷内から久野くの郷へ南流していたといい、もと当村は太田川の川跡で、「川田」の地名があり、土質も砂石が多かった(「遠江国風土記伝」など)。寛永一七年(一六四〇)の下山梨村差出状(久野家文書)によれば、幕府領、田方五一九石余・畑屋敷方六七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む