日本歴史地名大系 「下川原新田」の解説 下川原新田しもかわはらしんでん 静岡県:静岡市旧有渡郡・庵原郡地区下川原新田[現在地名]静岡市下川原・下川原一―六丁目・広野(ひろの)・広野三丁目・同六丁目・みずほ一―五丁目・桃園町(ももぞのちよう)・光陽町(こうようちよう)東(とう)新田の南に位置し、東は安倍(あべ)川左岸中島(なかじま)村の飛地熊野(くまの)新田。もとは上川原新田とともに幕府領川原新田として一村をなしていたが、元禄一三年(一七〇〇)に分村したという。しかしその後も郷帳類では川原新田として高付され、元禄郷帳では川原新田は高三〇三石余。享保一六年(一七三一)の駿府代官所村高帳に下河原新田とみえ、高三五三石余。この当時も幕府領で、旧高旧領取調帳では高四七四石余。安倍川の川役五ヵ村の一つ(東海道宿村大概帳)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by