川原新田(読み)かわらしんでん

日本歴史地名大系 「川原新田」の解説

川原新田
かわらしんでん

[現在地名]氏家町富野岡とみのおか

馬場ばば村の西、鬼怒川左岸に位置する。馬場村の枝郷、明暦二年(一六五六)新田村として成立。宇都宮藩領。寛文一一年(一六七一)の新田畑検地帳(秋元喜平文書)があり、田三町二反余・畑三町一反余の新開が知られる。元禄郷帳の高四四石余。安永四年(一七七五)の村明細帳(秋元喜平文書)によると高五一石余、田一八町八反余・畑一九町九反余・屋敷一町二反余、ほかに未改新畑として五町九反余。新田村のために諸掛物はなかったが、川運上として年二分八〇〇文を納めた。


川原新田
かわらしんでん

[現在地名]頸城村川原新田

保倉ほくら川右岸、はなさき村の南にある。天和三年郷帳によれば高二二石六斗余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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