( 1 )「下見世」が見世床と戸を兼用するのに対し、戸と兼用して庇(ひさし)代わりになるものを「上見世」という。現在でも高知県安芸郡東洋町付近の町家で、下半分の床几部分を「しもみせ」、上半分の蔀戸部分を「あげみせ」と呼ぶのは、その名残りと考えられる。
( 2 )「あげみせ」は「下見世」と同じ物を指す場合もあり、「随・守貞漫稿‐二」では、いわゆる「下見世」に相当する部分を図示して「上ケ見世」としている。同じ部分を指して、「下見世」とも「あげ見世」とも「あげ縁」とも称していたらしい。(「あげえん(揚縁)」の項の図参照)
( 3 )京都では「下見世」を「ばったり床几」ということがあるが、これは、ばったりと下ろせる(または、上げられる)床几の意と考えられる。
二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...