下手向村(読み)しもとうげむら

日本歴史地名大系 「下手向村」の解説

下手向村
しもとうげむら

[現在地名]山岡町下手向

小里おり川上流北岸にあり、東は上手向村。もと遠山とおやま庄手向郷で、慶長八年(一六〇三)以降近世を通じ旗本明知遠山領。慶長郷帳・元和二年(一六一六)の村高領知改帳に下手田村とあり、高三八三石余。正保郷帳では下手向村とあり、田方三二八石余・畑方五四石余。助郷は中山道大井おおい宿(現恵那市)へ出る。正徳四年(一七一四)の鉄砲改帳(白山神社蔵)によれば、猟師鉄砲七・用心鉄砲三・威鉄砲一六で、猟師鉄砲には年貢三升と雉子一羽の上納が定められていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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