日本歴史地名大系 「下斎田村」の解説 下斎田村しもさいだむら 群馬県:高崎市下斎田村[現在地名]高崎市下斉田町(しもさいだまち)井野(いの)川下流の左岸、八幡原(やはたばら)村の北にあり、東は滝川(たきがわ)用水で上新田(かみしんでん)村・斎田村(現佐波郡玉村町)と境し、西は井野川を挟んで綿貫(わたぬき)村。井野川寄りの自然堤防状地形上に古墳があり、土師式土器の散布がみられる。古くは斎田に含まれたと考えられる(→斎田村)。元禄郷帳に村名がみえ高一五一石余、前橋藩領。寛政五年(一七九三)には天狗岩(てんぐいわ)堰の普請に人足九九人五分を負担している(「天狗岩堰普請人足勘定帳」天田文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by