下末吉村(読み)しもすえよしむら

日本歴史地名大系 「下末吉村」の解説

下末吉村
しもすえよしむら

[現在地名]鶴見区下末吉一―六丁目・梶山かじやま一丁目・三ッ池公園みついけこうえん

東に鶴見川が南流し、北は上末吉村、西は駒岡こまおか村、南は北寺尾きたてらお村・鶴見村と接する。建武元年(一三三四)五月一二日の裏書のある鶴見寺尾地図(金沢文庫蔵)に「末吉領主三嶋□」がみえる。小田原衆所領役帳に間宮豊前守「卅五貫文 小机末吉」とある。

近世は幕府直轄領。末吉村は元禄(一六八八―一七〇四)以前に上下に分村。元禄二年神奈川宿(現神奈川区)保土ほど宿(現保土ヶ谷区)の大助郷高三七一石余(「保土ヶ谷宿助郷村高道程覚書」県史九)、享保一〇年(一七二五)には神奈川宿へ三七一石を勤めた(「神奈川宿助郷帳」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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