下柏野村
しもかしわのむら
[現在地名]松任市下柏野町・西美沢野一丁目・西柏一―三丁目
荒屋柏野村の南に位置し、山島用水・大慶寺用水が流れる。中世には同村などとともに柏野とよばれた。北陸街道が通り、荒屋柏野村とともに柏野宿を形成、寛文六年(一六六六)当村の宿方馬数は二二疋と定められた(改作所旧記)。正保郷帳によると高九六八石余、田方六二町六反余・畑方一町九反。寛文一〇年の村御印では高九八九石、免四ツ七歩、小物成は油役三匁(出来)であった(三箇国高物成帳)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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