下池村(読み)しもいけむら

日本歴史地名大系 「下池村」の解説

下池村
しもいけむら

[現在地名]物部村神池かみいけ

黒代くろだい村の西南上韮生かみにろう川西方に位置するが、明治九年(一八七六)、付近の上池・神通寺じんつうじ両村と合併し、神池村となったため三村区分は必ずしも明確ではない。古く雄池・雌池の二つの池があり、池村とよばれたが、いつの頃か上・下の二村に分けられたとも伝える。なお「土佐州郡志」には当村の記述はない。

韮生郷に属し、天正一六年(一五八八)の韮生谷地検帳には下池名が亀遠ノ村に八筆七反三五代、上池ノ村に一筆二反二〇代、下池ノ村に四筆一町二九代、梶佐古ノ村に一筆一五代、川ノ内村に二筆二〇代記され、いずれも下池七良兵衛扣とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む