日本歴史地名大系 「下池村」の解説 下池村しもいけむら 高知県:香美郡物部村下池村[現在地名]物部村神池(かみいけ)黒代(くろだい)村の西南、上韮生(かみにろう)川西方に位置するが、明治九年(一八七六)、付近の上池・神通寺(じんつうじ)両村と合併し、神池村となったため三村の区分は必ずしも明確ではない。古く雄池・雌池の二つの池があり、池村とよばれたが、いつの頃か上・下の二村に分けられたとも伝える。なお「土佐州郡志」には当村の記述はない。韮生郷に属し、天正一六年(一五八八)の韮生谷地検帳には下池名が亀遠ノ村に八筆七反三五代、上池ノ村に一筆二反二〇代、下池ノ村に四筆一町二九代、梶佐古ノ村に一筆一五代、川ノ内村に二筆二〇代記され、いずれも下池七良兵衛扣とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by