下洛(読み)ゲラク

デジタル大辞泉 「下洛」の意味・読み・例文・類語

げ‐らく【下×洛】

比叡ひえいなどから京都にくだってくること。
「勅宣三度に及びければ、力無く―し給ひけるに」〈太平記一二
都から地方へくだること。上洛に対していう。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「下洛」の意味・読み・例文・類語

げ‐らく【下洛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 比叡山などから京都の方へ下りて来ること。
    1. [初出の実例]「山門の大衆、夥しう下洛すときこえしかば」(出典:平家物語(13C前)一)
  3. 都から地方へ行くこと。⇔上洛。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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