下狢村(読み)しもむじなむら

日本歴史地名大系 「下狢村」の解説

下狢村
しもむじなむら

[現在地名]川島町下狢

上狢村の東にあり、集落環状を呈する自然堤防の南東部に発達。古くは上狢村と一村で、狢村と称していたが、慶安二年(一六四九)上・下の二村に分村したという(「郡村誌」など)。寛文四年(一六六四)の河越領郷村高帳に村名がみえ、高三八三石余、反別は田三四町七反余・畑一六町二反余。ほかに開発地高五九石余(田五町三反余・畑二町五反余)があった。その後の領主変遷上狢かみむじな村に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android