下知取捨(読み)げじしゅしゃ

精選版 日本国語大辞典 「下知取捨」の意味・読み・例文・類語

げじ‐しゅしゃゲヂ‥【下知取捨】

  1. 〘 名詞 〙 ( 後世「げちしゅしゃ」とも ) 中世裁判で、引付衆の評議に基づいて奉行の書いた下知状案文について、引付が再び用語取捨を加えること。
    1. [初出の実例]「御下知被成事、以評定落去事書奉行書御下知案文、引付披露 是を御下知取捨と云」(出典:沙汰未練書(14C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む