下福田地村(読み)しもふくでんじむら

日本歴史地名大系 「下福田地村」の解説

下福田地村
しもふくでんじむら

[現在地名]森町飯田いいだ

鴨岡かもおか村の西、太田おおた川左岸にある。周知すち郡に属する。天正一七年(一五八九)七月七日付の徳川家七ヵ条定書のうちに「遠州福田地 百姓等」に宛てた一通(相羽文書)がある。当地の伝承によれば、以前には上流から南へ蛇行して流れてきた太田川が、天神社のある丘陵地突先で西に曲がって流れていたので、川の南側を下福田地村とよんでいたという。しかし現在は太田川河川改修工事によりその跡地は確定できない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android