下翼(読み)かよく

精選版 日本国語大辞典 「下翼」の意味・読み・例文・類語

か‐よく【下翼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 複葉機、一半葉機(いちはんようき)などの、上下二葉の主翼をもつ飛行機下方の翼。
  3. 体操で、基本姿勢一つ。両ひじを曲げて側方に張り、手を腰に当て、親指をうしろに、他の指を前にした姿勢。

さげ‐よく【下翼】

  1. 〘 名詞 〙 飛行機の主翼後縁部に取り付けられた小さい翼面。離着陸などの低速度飛行のさいに、それを下げて翼の揚力を増し、飛行機が失速しないようにする。後縁フラップ。フラップ。〔航空工学便覧(1940)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android