下西村(読み)しもにしむら

日本歴史地名大系 「下西村」の解説

下西村
しもにしむら

[現在地名]西郷町下西

矢尾やび村の西方に位置し、集落入江に臨む地などに営まれる。正保国絵図に村名がみえる。貞享五年(一六八八)の「増補隠州記」は惣社そうじや村分を含めて記載し、当村を本郷としており、田一六三石余・一三町九反余、畑三二石余・八町三反余。小物成は竈役面判銀(以下断りのない限り同銀)二五匁・漁請役一四匁七分・絞油四升役八分・和布四束役八分・鯖二〇刺役二匁八分・核苧一貫一〇目役二匁七分・鯣二〇連役五匁・牛皮三枚役丁銀七匁五分、家数五六(百姓三五・間脇一七)のうち御役目屋敷二五、人数二七六、牛三六・馬四二、手安船五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android