下賤(読み)ゲセン

デジタル大辞泉 「下賤」の意味・読み・例文・類語

げ‐せん【下×賤】

[名・形動]いやしいこと。身分が低いこと。また、そのさま。卑賤。「下賤な(の)身」
[類語]卑しい卑賤ぺいぺい

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精選版 日本国語大辞典 「下賤」の意味・読み・例文・類語

げ‐せん【下賤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 身分が低いこと。身分の卑しいさま。また、その人。げす。卑賤。
    1. [初出の実例]「不下賤、頻恵徳音。英霊星気逸調過人」(出典万葉集(8C後)一七・三九七三・題詞)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝注‐襄公二九年〕

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普及版 字通 「下賤」の読み・字形・画数・意味

【下賤】かせん

いやしい。卑賤。〔新書、瑰〕今刑餘の鬻妾(ゐくせふ)下賤と雖も、衣侯にぎ、天子に擬するを得。

字通「下」の項目を見る

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