下青山村(読み)しもあおやまむら

日本歴史地名大系 「下青山村」の解説

下青山村
しもあおやまむら

[現在地名]常北町下青山

石塚いしつか村から増井ましい村を経て宍戸ししど(現西茨城郡友部町)へ達する街道が村の東を通り、また増井村から当村の中央を横切り上青山を経て勝見沢かつみざわへ向かう宇都宮街道も通る。北は上青山村。村の大部分は林が広がり、人家は所々に散在する。古くは青山村一村であったが、慶長七年(一六〇二)検地の際に上下二村に分れた。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「青山村」とみえ、同二一年の御知行割郷帳に「下青山村」とある。「水府志料」によると村の東西一四町余・南北二八町余、戸数およそ三七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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