下香山村(読み)しもかやまむら

日本歴史地名大系 「下香山村」の解説

下香山村
しもかやまむら

[現在地名]美作町下香山

北山きたやま村の北にある。北は曾井そい(現勝田郡勝央町)で村の東を曾井川が南流する。北東は上香山村(現同上)正保郷帳に村名がみえ、田二〇六石余・畑五五石余。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高二三石余・開高三一石余、村位は下。津山藩森氏断絶後の領主変遷和田わだ村とほぼ同様だが、播磨三日月藩預・石見浜田藩領にはならず、文化一四年(一八一七)津山藩領(美作国郷村支配記・美作略史)。「東作誌」によれば古くは上相かみや村・中尾なかお村と併せ一村をなしていたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android