出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…産業資本はたえず貨幣資本,商品資本,生産資本の形態をとりつつ価値増殖運動を行っているが,生産資本について,その価値移転ないし価値回収の違いを考察すると,2種類の資本が区別される。 まず不変資本constant capital(ドイツ語でkonstantes Kapital)についてみると,そのうち機械,工場用建物等のような労働手段と呼ばれる資本の多くは,1回の生産過程でその使用価値的機能を全面的に失うのではなく,何回かの生産過程で固定的に機能した後,その耐久性に限度がきてはじめてその機能を消失する。これに対して原料や補助材料等の不変資本は,1回の生産ごとにその全使用価値を消耗し,それによって直ちに存在様式そのものを変形する。…
…貨幣の投下と回収を通ずる資本の価値増殖も,こうした生産資本の機能にもとづく価値形成(剰余価値の生産)に根拠をもっているといえよう。 ところが資本の生産過程における価値形成にさいして労働力と生産手段がそれぞれ異なる役割を演じるために,マルクス経済学では両者を可変資本(不変資本・可変資本)および不変資本として質的に区分する。生産手段は,消費されるにしたがってその価値を商品生産物に移転するだけで,価値量に変化をもたらさないという意味で不変資本とよばれる。…
※「不変資本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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