不思議の国のアリス症候群(読み)ふしぎのくにのアリスしょうこうぐん(その他表記)syndrome of Alice in Wonderland

改訂新版 世界大百科事典 の解説

不思議の国のアリス症候群 (ふしぎのくにのアリスしょうこうぐん)
syndrome of Alice in Wonderland

自己の身体像外界事物の変形体験を主とする症候群で,イギリスの精神科医トッドJ.Toddが1955年に初めて記載した。その名はむろんルイス・キャロルの同名の作品(1865)に由来するが,そのなかアリスの体験する奇妙な現象は真に迫っていて,作者自身が実際に同様の体験に苦しんでいたのではないかと想像される。てんかん大脳の病気,メスカリンLSDによる酩酊,熱性せん妄,催眠状態,統合失調症などに見られ,病変の頭頂葉局在説が指摘されている。
アリス物語
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 宮本

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む