不拡散型輸出管理(読み)ふかくさんがたゆしゅつかんり(その他表記)export control for non proliferation of atomic,biological,chemical weapons and missile

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「不拡散型輸出管理」の意味・わかりやすい解説

不拡散型輸出管理
ふかくさんがたゆしゅつかんり
export control for non proliferation of atomic,biological,chemical weapons and missile

大量殺戮につながる核兵器生物兵器化学兵器をはじめ,通常兵器ミサイルなどの輸出管理を国際合意に基づいて実施すること。各国の輸出管理の内容は従来からあまり公開されていないうえ,安全保障を理由に多くの兵器を輸入する国も少くないが,湾岸戦争教訓から各国とも関心を高め,91年のロンドン・サミットで兵器の不拡散に関する宣言が採択された。紛争当事国地域紛争を引起す懸念のある国を対象にした兵器そのものに関する輸出管理が,安全保障上の国際的な課題となっている。

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