与次郎(読み)よじろう

  • よじろ
  • よじろう ヨジラウ
  • よじろう〔ヨジラウ〕

大辞林 第三版の解説

京都で、乞食の頭かしらの通称。 相の山の-の小屋が此の間の風で谷へ吹き落された/滑稽本・膝栗毛 5
「与次郎人形」の略。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

※雑俳・川柳評万句合‐明和元(1764)松四「かんさしの与二良とともにはづむまり」
〘名〙
① 江戸時代、京都で非人頭の通称。転じて、その支配下の乞食の総称。新年に鳥追笠をかぶって鳥追いになるものを叩(たたき)の与次郎といった。
※俳諧・類船集(1676)左「座頭〈略〉 祝言又はとふらひなどある門へは猿まはし与二郎などのごとく来りて物をたまふ」
※雑俳・冠独歩行(1702)「くるくると・頭で廻る与次郎来た」

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