日本歴史地名大系 「中ノ郷村」の解説 中ノ郷村なかのごうむら 静岡県:清水市旧有渡郡地区中ノ郷村[現在地名]清水市中之郷(なかのごう)一―三丁目・草薙(くさなぎ)一丁目、静岡市弥生町(やよいちよう)草薙(くさなぎ)村の北西、有度山(うどさん)丘陵の北麓、草薙川下流に位置する。西は国吉田(くによしだ)村(現静岡市)。地内を東海道が通る。寛永九年(一六三二)から幕府領、国立史料館本元禄郷帳では旗本青山領、旧高旧領取調帳では幕府領と旗本酒井領の相給。元禄郷帳では高二八四石余。元禄七年(一六九四)東海道江尻(えじり)宿の助郷となり、役高二八三石(「江尻旧記」など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報