日本歴史地名大系 「中三河村」の解説 中三河村なかみかわむら 兵庫県:佐用郡南光町中三河村[現在地名]南光町中三河宍粟郡に属し、下三河村の北、千種(ちくさ)川上流域両岸の平地と後背の標高四〇〇メートル級の山地に立地する。正保郷帳にみえる三河村が延宝七年(一六七九)までに三村に分立して成立。江戸期の領主の変遷は慶安二年(一六四九)までは林崎(はやしさき)村に、以後は漆野(うるしの)村に同じ。嘉永七年(一八五四)の尼崎藩領郷村高辻帳(尼崎市立図書館蔵)に村名がみえず、これ以前に幕府領になっていたようである。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報