中原芳煙(読み)なかはら ほうえん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中原芳煙」の解説

中原芳煙 なかはら-ほうえん

1875-1915 明治-大正時代の日本画家。
明治8年6月24日生まれ。川端玉章(かわばた-ぎょくしょう)に師事して円山(まるやま)派をまなぶ。花鳥山水や動物,とくに鹿(しか)の絵にすぐれた。明治37年宮内省にはいり,正倉院御物を整理した。大正4年6月20日死去。41歳。島根県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名は佐次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android