中古文(読み)チュウコブン

デジタル大辞泉 「中古文」の意味・読み・例文・類語

ちゅうこ‐ぶん【中古文】

平安時代に行われた文・文体。ふつう、物語など和文による仮名書き散文をさす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中古文」の意味・読み・例文・類語

ちゅうこ‐ぶん【中古文】

  1. 〘 名詞 〙 中古文章。特に、平安時代の仮名文
    1. [初出の実例]「国学者といへば大抵中古文を作らざる者なく、之を称して雅文といへり」(出典:国文学読本緒論(1890)〈芳賀矢一〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android