中土遺跡（読み）なかづちいせき

日本歴史地名大系 「中土遺跡」の解説

中土遺跡
なかづちいせき

[現在地名]下田村長野 中土

五十嵐（いからし）川と守門（すもん）川の合流点の南方、北に延びる長野（ながの）舌状台地の標高一四〇メートルに所在する先土器時代の遺跡。昭和三九年（一九六四）発掘調査された。出土した石器はナイフ形石器・石刃・掻器・尖頭器・彫刻器・石核・細石刃・細石刃核・握斧など二〇〇余点あり、代表的な先土器時代末期の細石器遺跡で、その製作手法に湧別技法がみられることも特色である。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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