守門(読み)しゅもん

精選版 日本国語大辞典 「守門」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐もん【守門】

  1. 〘 名詞 〙 門を守ること。また、その人。門番
    1. [初出の実例]「此の事を聞て高楼に登て門を閇て、守門の者に仰せて云く」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)
    2. [その他の文献]〔礼記‐祭統〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「守門」の意味・わかりやすい解説

守門
すもん

新潟県中部、北魚沼郡(きたうおぬまぐん)にあった旧村名(守門村(むら))。現在は魚沼市の北部を占める一地区。2004年(平成16)堀之内(ほりのうち)町、小出(こいで)町、湯之谷(ゆのたに)村、広神(ひろかみ)村、入広瀬(いりひろせ)村と合併して市制施行、魚沼市となる。破間川(あぶるまがわ)の谷にある須原郷(すはらごう)の中心農山村で、北東部には守門岳(1537メートル)を望む。JR只見線(ただみせん)、国道252号(六十里越)、290号などの通る、栃尾(とちお)郷や会津(あいづ)越えの交通の要衝。古い伝統をもつ大庄屋(おおじょうや)旧目黒家住宅や「中門造(ちゅうもんづくり)」民家佐藤家住宅の国指定重要文化財建築物も残る。県下有数の豪雪地で、最近はスキー場として観光開発に力を注いでいる。

[山崎久雄]

『穴沢吉太郎編著『守門村史』(1961・守門村)』


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「守門」の意味・わかりやすい解説

守門
すもん

新潟県南東部,魚沼市北西部の旧村域。守門岳南西麓で魚野川の支流破間川流域にある。 1956年須原村と上条村が合体して守門村が成立。 2004年堀之内町,小出町,湯之谷村,広神村,入広瀬村と合体して魚沼市となった。米のほか山菜などを産する。自然休養村の指定を受け,観光産業に力を入れており,スキー場や遊園地がつくられている。大庄屋目黒家住宅は国の重要文化財に指定。北東部は越後三山只見国定公園に属する。

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改訂新版 世界大百科事典 「守門」の意味・わかりやすい解説

守門 (すもん)

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普及版 字通 「守門」の読み・字形・画数・意味

【守門】しゆもん

門番。

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