中安田村(読み)なかやすだむら

日本歴史地名大系 「中安田村」の解説

中安田村
なかやすだむら

[現在地名]中町中安田

西安田村の東、杉原すぎはら川中流域北岸に位置する。対岸羽山はやま(現西脇市)中世には安田庄に含まれ、安田郷とよばれた。慶長国絵図に「中村」「慶蔵村」と記載されるのが当村にあたると思われる。正保郷帳では田方四六九石余・畑方七五石余、山役・川役・鉄砲役があり、幕府領。明和六年(一七六九)尼崎藩(嘉永七年「尼崎藩領郷村高辻帳」尼崎市立図書館蔵、「兵庫県史」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android