中山よしを(読み)なかやま よしを

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山よしを」の解説

中山よしを(初代) なかやま-よしを

1776-1818 江戸時代後期の歌舞伎役者
安永5年生まれ。2代中山文七の門人となり中山一徳(いっとく)と名のる。若女方をつとめ,寛政2年大坂で座本となる。文化元年中山よしをと改名する。容姿にすぐれ濡事(ぬれごと)を得意とした。文化15年1月23日死去。43歳。通称は大弥。俳名は里晴,里好,南枝(なんし),由男。屋号は大黒屋。

中山よしを(2代) なかやま-よしを

?-1862 江戸時代後期の歌舞伎役者。
初代中山よしをの子。文化6年大坂で初舞台。文政2年2代を襲名,のち立女方として活躍する。天保(てんぽう)4年大坂角の芝居の座本となり,9年3代中山一徳(いっとく)を襲名した。文久2年死去。58歳ぐらいとされる。初名は中山由之助。前名は中山由男。俳名は里晴。屋号は大黒屋。

中山よしを(3代) なかやま-よしを

中山南枝(なかやま-なんし)(2代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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