中山幸子(読み)なかやま こうこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中山幸子」の解説

中山幸子 なかやま-こうこ

?-1908 幕末-明治時代女性
幕臣で開港論者中山信安の妻。薩摩(さつま)鹿児島藩士の娘。幕府と藩が対立したため,幕府をおそれた夫は離婚しようとしたが,幸子は絶食してこれをとどめた。維新後,婦人共立育児会や愛国婦人会発展につくした。明治41年10月16日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android