中川久貴(読み)なかがわ ひさたか

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川久貴」の解説

中川久貴 なかがわ-ひさたか

1787-1824 江戸時代後期の大名
天明7年4月2日生まれ。大和(奈良県)郡山藩主柳沢保光(やすみつ)の5男。中川久持(ひさもち)の急死により中川家の養子となり,寛政10年豊後(ぶんご)(大分県)岡藩主中川家10代。地誌「豊後国志」を編修させた。文化8年専売制度実施に反対する農民一揆(いっき)がおこった。文政7年10月20日死去。38歳。通称は三千蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android