中川儀右衛門(読み)なかがわ ぎえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川儀右衛門」の解説

中川儀右衛門 なかがわ-ぎえもん

1763-1830 江戸時代後期の製紙家。
宝暦13年生まれ。文化3年から江戸で紙すきをはじめ和唐紙(わどうし)の製作に成功した。文政12年には縦18m,横9mの特大紙をすきあげ,宝来紙と名づけ評判となった。文政13年10月20日死去。68歳。山城(京都府)出身。号は朝正亭義楽。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android