中扈し従(読み)ちゅうごしょう

精選版 日本国語大辞典 「中扈し従」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ごしょう‥ごシャウ【中小姓・中小性・中扈従】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代諸藩職名一つ小姓組徒士(かち)衆の中間身分で、主君近侍する小姓組に対し、主君外出の際供奉し、また祝日配膳・酌役などをつとめた。
    1. [初出の実例]「殿の目見えを待て有明 秋風の手分し尋ぬ中扈従〈重安〉」(出典:俳諧・大坂独吟集(1675)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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