中折帽(読み)なかおれぼう

改訂新版 世界大百科事典 「中折帽」の意味・わかりやすい解説

中折帽 (なかおれぼう)

柔らかいフェルトで作られた帽子で,山高帽の山の部分中央にくぼみを入れてかぶるところから,中折帽と呼ばれる。フェルト・ハットうち,堅く仕上げたものを山高帽,柔らかく仕上げたものを中折帽またはソフト帽という。中折帽で最も高級なものは,ホンブルクHomburgという,ドイツの産地名をつけた帽子で,19世紀末,イギリスエドワード7世が皇太子時代にかぶったことから広まった。
帽子
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む