ソフト帽(読み)ソフトボウ

デジタル大辞泉 「ソフト帽」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「ソフト帽」の意味・読み・例文・類語

ソフト‐ぼう【ソフト帽】

  1. 〘 名詞 〙 フェルトでできた地質のやわらかい紳士用の中折れ帽子。ソフト。ソフトハット。
    1. [初出の実例]「左の手先に軽くソフト帽を抱えて」(出典:白血球(1921)〈豊島与志雄〉)

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百科事典マイペディア 「ソフト帽」の意味・わかりやすい解説

ソフト帽【ソフトぼう】

中折(なかおれ)帽とも。柔らかいフェルトで作った,平常かぶられる帽子で,シルクハットや山高帽などかたい帽子に対するものをいう。ブリムつば)の両脇が少し巻き上がり,クラウン(帽子の山の部分)の中央がくぼんだホンブルグ型が多い。
→関連項目帽子

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世界大百科事典(旧版)内のソフト帽の言及

【中折帽】より

…柔らかいフェルトで作られた帽子で,山高帽の山の部分の中央にくぼみを入れてかぶるところから,中折帽と呼ばれる。フェルト・ハットのうち,堅く仕上げたものを山高帽,柔らかく仕上げたものを中折帽またはソフト帽という。中折帽で最も高級なものは,ホンブルクHomburgという,ドイツの産地名をつけた帽子で,19世紀末,イギリスのエドワード7世が皇太子時代にかぶったことから広まった。…

※「ソフト帽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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