中新庄村(読み)なかしんじようむら

日本歴史地名大系 「中新庄村」の解説

中新庄村
なかしんじようむら

[現在地名]武生市中新庄町

三里さんり山の西麓に位置し、村内を浅水あそうず川の上流文室ふむろ川が北流する。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図では、今南西いまなんせい郡の「新庄村」(高四四六四・一一六石)に含まれる。その後分村したと思われ、正保郷帳から上新庄村・中新庄村、および下新庄村(現鯖江市)が記される。同帳によると、中新庄村は田方一千一六九石余・畠方一〇三石余。貞享三年(一六八六)に福井藩領から幕府領となり、享保六年(一七二一)以降鯖江藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android