中村人生(読み)なかむら じんせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村人生」の解説

中村人生 なかむら-じんせい

1911- 昭和時代後期の町長
明治44年7月27日生まれ。生家は滋賀県能登川(のとがわ)の老舗(しにせ)製菓商。映画会社にはいり,日中戦争,第二次大戦に出征戦後,家業再興に失敗して自由労務者となる。昭和37年能登川町長に当選。自由労務者からの転身でニコヨン町長とよばれながら10年間つとめ,町財政を再建した。神崎商業卒。本名は甚誠(戸籍上は甚試)。著作に「ニコヨン町長奮戦記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android