20世紀日本人名事典 「中村保雄」の解説 中村 保雄ナカムラ ヤスオ 昭和・平成期の能面研究家 元・京都文化短期大学教授。 生年大正8(1919)年4月26日 没年平成8(1996)年2月6日 出身地東京都千代田区 学歴〔年〕東京物理学校数学科〔昭和15年〕卒 主な受賞名〔年〕京都新聞文化賞〔昭和40年〕,芸術選奨文部大臣賞(第31回)〔昭和55年〕「能面」 経歴昭和47年京都府教育研究所長、50年鴨沂高校長、58年京都文化短期大学教授を歴任。父親の能面作家・中村直彦の死後、その遺稿を活字にせねばと勉強、その成果「能面」が55年度芸術選奨文部大臣賞を受賞。ほかに「能と能面の世界」「仮面のはなし」「古面の美―中世仮面の美術的研究」「仮面の信仰」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村保雄」の解説 中村保雄 なかむら-やすお 1919-1996 昭和後期-平成時代の能面研究家。大正8年4月26日生まれ。能面作家の父中村直彦の研究をつぐ。京都府立鴨沂(おうき)高の校長をつとめるかたわら,能面の調査,研究をつづける。昭和56年著書「能面」で芸術選奨。平成5年渡欧し,海外へ流出した能面の調査をおこなった。平成8年2月6日死去。76歳。東京出身。東京物理学校(現東京理大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by