中村啓次郎(読み)ナカムラ ケイジロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「中村啓次郎」の解説

中村 啓次郎
ナカムラ ケイジロウ


肩書
衆院議長

生年月日
慶応3年10月(1867年)

出生地
紀伊国和歌山(和歌山県)

学歴
東京英語学校卒

経歴
明治27〜8年の日清戦争に陸軍省雇員で従軍、占領地総督府付。遼東還付ののち、台湾に渡航、台北弁護士会長となった。41年第10回総選挙以来衆院議員当選6回、逓信政務次官、衆院議長を務めた。田中義一内閣当時、不戦条約文中の「イン・ザ・ネームス」(人民の名において)が問題となり、収拾に尽力した。昭和11年立候補を辞退政界から引退した。

没年月日
昭和12年5月22日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「中村啓次郎」の解説

中村 啓次郎
ナカムラ ケイジロウ

明治〜昭和期の政治家 衆院議長。



生年
慶応3年10月(1867年)

没年
昭和12(1937)年5月22日

出生地
紀伊国和歌山(和歌山県)

学歴〔年〕
東京英語学校卒

経歴
明治27〜8年の日清戦争に陸軍省雇員で従軍、占領地総督府付。遼東還付ののち、台湾に渡航、台北弁護士会長となった。41年第10回総選挙以来衆院議員当選6回、逓信政務次官、衆院議長を務めた。田中義一内閣当時、不戦条約文中の「イン・ザ・ネームス」(人民の名において)が問題となり、収拾に尽力した。昭和11年立候補を辞退、政界から引退した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村啓次郎」の解説

中村啓次郎 なかむら-けいじろう

1867-1937 明治-昭和時代前期の政治家。
慶応3年10月生まれ。陸軍省雇員として日清(にっしん)戦争に従軍する。台湾で弁護士活動ののち,明治41年衆議院議員(当選6回)。政友会から政友本党にうつり,のち民政党総務。衆議院議長もつとめた。昭和12年5月22日死去。71歳。紀伊(きい)和歌山出身。東京法学院(現中央大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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