デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村喜時」の解説 中村喜時 なかむら-よしとき ?-? 江戸時代中期の農民。陸奥(むつ)津軽郡(青森県)東光寺村の庄屋(しょうや)の家に生まれ,水田約70haを経営。晩年は堂野前村で農業を指導。安永5年(1776)刊の「耕作噺(ばなし)」は寒冷地稲作の状況をつたえる江戸時代の代表的な農書。通称は左兵衛。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の中村喜時の言及 【耕作噺】より …江戸中期の農書。津軽(青森県)堂野前村の中村喜時(生没年不詳)が1776年(安永5)に著し,のち写本として伝わった。〈老人噺けるは〉の書出しで始まる22章からなり,老農談話の形式でまとめられている。… ※「中村喜時」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by