中村春堂(読み)なかむら しゅんどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村春堂」の解説

中村春堂 なかむら-しゅんどう

1868-1960 明治-昭和時代の書家
慶応4年7月3日生まれ。明治29年上京し内閣法典調査会につとめる。小野鵞堂(がどう)に師事,漢字とかなが調和した優美な書風をひろめた。大正5年雑誌「習字之友」,昭和8年「日本書道」を刊行。双葉高女,精華高女,日本女子大などでおしえた。昭和35年3月14日死去。91歳。福岡県出身。豊津中学卒。名は尚友。字(あざな)は玄卿。通称は梅太郎。別号に耕心斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android